2026/10/02
化学物質の基準値
◎ばく露限界値
労働者が化学物質を使用する作業を毎日行い、それを職業生活にわたって継続しても、ほとんどすべての労働者にはその化学物質による健康障害が現れない最大濃度という意味で使われる。ACGIHの3種類のばく露限界値(TLVs)が有名。
- TLV-TWA:8時間ばく露限界値(8時間ばく露加重平均値)
※1日8時間、週40時間を標準とする労働時間で通常作業を行う労働者が、労働時間を平均してその濃度以下のばく露であれば、大多数の労働者には健康障害を起こさないというもので、約800の化学物質について勧告されている。 - TLV-STEL:短時間ばく露限界値(15分間高濃度ばく露の時間加重平均値)
- TLV-C:瞬間的にも超えてはならない値としての天井値
◎許容濃度
日本産業衛生学会がACGIHのTLVとほぼ同様の考え方で約400弱の化学物質を勧告している。
◎管理濃度
作業環境測定結果を評価するための基準値
◎濃度基準値
リスクアセスメント対象物のうち、有機則や特化則等の特別則の規制対象外の物質でばく露限界値が設定可能な物質に国が設定している基準値。濃度基準値には、八時間濃度基準値と短時間(15分間)濃度基準値がある。